主な薬効は、1.抗ウイルス作用 (1) 単純ヘルペスウイルスに対する作用 (2) 水痘・帯状疱疹ウイルスに対する作用 です。

コンテンツ

商品名

一般的名称 商品名 製造元 薬価
アシクロビル眼軟膏 アシクロビル眼軟膏3%「ニットー」 日東メディック株式会社 504円 (3%1g)
ビルレクス眼軟膏3% 株式会社日本点眼薬研究所 504円 (3%1g)
ゾビラックス眼軟膏3% 日東メディック株式会社 586円 (3%1g)
ゾビラックス眼軟膏3% 参天製薬株式会社 586円 (3%1g)
アシクロビル製剤 アシクロビル顆粒40%「CHOS」 シー・エイチ・オー新薬株式会社 データ無し
アシクロビル顆粒40%「テバ」 武田薬品工業株式会社 データ無し
アシクロビル顆粒40%「JG」 日本ジェネリック株式会社 データ無し
アシクロビル顆粒40%「サワイ」 沢井製薬株式会社 データ無し
アシクロビル顆粒40%「タカタ」 高田製薬株式会社 135円 (40%1g)
アシクロビル顆粒 アシクロビル顆粒40%「トーワ」 東和薬品株式会社 データ無し
アシクロビル顆粒40%「日医工」 日医工株式会社 データ無し
アシクロビル顆粒40%「CH」 日本ジェネリック株式会社 データ無し
アシクロビル Aciclovir ゾビラックス顆粒40% 371円 (40%1g)
ビクロックス顆粒40% 小林化工株式会社 135円 (40%1g)
ビクロックス顆粒40% Meiji Seika ファルマ株式会社 135円 (40%1g)
アシクロビル錠200mg「サワイ」/アシクロビル錠400mg「サワイ」 沢井製薬株式会社 データ無し
アシクロビル錠200mg「テバ」/アシクロビル錠400mg「テバ」 武田薬品工業株式会社 データ無し
アシクロビル錠 アシクロビル錠200mg「トーワ」/アシクロビル錠400mg「トーワ」 東和薬品株式会社 データ無し
アシクロビル錠200mg「ファイザー」/アシクロビル錠400mg「ファイザー」 マイラン製薬株式会社 データ無し
アシクロビル錠200mg「CH」/アシクロビル錠400mg「CH」 日本ジェネリック株式会社 データ無し
アシクロビル錠 アシクロビル錠200mg「TCK」/アシクロビル錠400mg「TCK」 辰巳化学株式会社 データ無し
アシクロビル錠200mg「日医工」/アシクロビル錠400mg「日医工」 日医工株式会社 データ無し
アシクロビル Aciclovir ゾビラックス錠200/ゾビラックス錠400 371円 (400mg1錠)
ビクロックス錠200/ビクロックス錠400 小林化工株式会社 データ無し
ビクロックス錠200/ビクロックス錠400 Meiji Seika ファルマ株式会社 データ無し
アシクロビルシロップ8%「タカタ」 高田製薬株式会社 36円 (8%1mL)
ビクロックスシロップ8% 小林化工株式会社 36円 (8%1mL)
ビクロックスシロップ8% Meiji Seika ファルマ株式会社 36円 (8%1mL)
アシクロビルDS80%「サワイ」 沢井製薬株式会社 246円 (80%1g)
アストリック ドライシロップ80% 日本化薬株式会社 246円 (80%1g)
アシクロビル点滴静注液250mg「トーワ」 東和薬品株式会社 データ無し
アシクロビル点滴静注液250mg「日医工」 日医工株式会社 データ無し
アシクロビル点滴静注液250mg「日医工」 日本ケミファ株式会社 データ無し
ビクロックス点滴静注125mg/ビクロックス点滴静注250mg 小林化工株式会社 1363円 (250mg1管)
ビクロックス点滴静注125mg/ビクロックス点滴静注250mg Meiji Seika ファルマ株式会社 1363円 (250mg1管)
注射用アシクロビル アシクロビル点滴静注用250mg「トーワ」 東和薬品株式会社 データ無し
アクチオス点滴静注用250mg 武田薬品工業株式会社 データ無し
アシクロビル点滴静注用250mg「PP」 株式会社ポーラファルマ データ無し
アシクロビル点滴静注用250mg「SN」 シオノケミカル株式会社 データ無し
注射用アシクロビル アシクロビル点滴静注用250mg「アイロム」 **共和クリティケア株式会社 データ無し
注射用アシクロビル アシクロビル点滴静注用250mg「アイロム」 扶桑薬品工業株式会社 データ無し
アシクロビル点滴静注用250mg「サワイ」 沢井製薬株式会社 データ無し
アシクロビル Aciclovir ゾビラックス点滴静注用250 3993円 (250mg1瓶)
ナタジール点滴静注用250mg ニプロ株式会社 データ無し
アシクロビル注射液 アシクロビル点滴静注液250mgバッグ100mL「アイロム」 **共和クリティケア株式会社 1083円 (250mg100mL1袋)
アシクロビル注射液 アシクロビル点滴静注液250mgバッグ100mL「アイロム」 扶桑薬品工業株式会社 1083円 (250mg100mL1袋)
アシクロビル軟膏5%「テバ」 武田薬品工業株式会社 142円 (5%1g)
アシクロビル軟膏 アシクロビル軟膏5%「トーワ」 東和薬品株式会社 142円 (5%1g)
アシクロビル製剤 エアーナース軟膏5%/エアーナースクリーム5% ラクール薬品販売株式会社 142円 (5%1g)
アシクロビル Aciclovir ゾビラックス軟膏5% 332円 (5%1g)
アシクロビル Aciclovir ゾビラックスクリーム5% グラクソ・スミスクライン株式会社 332円 (5%1g)

禁忌

禁忌

(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分あるいはバラシクロビル塩酸塩に対し過敏症の既往歴のある患者

効果・効能

一般的名称: ;

効能・効果
単純ヘルペスウイルスに起因する角膜炎

関連する疾病:

ヘルペス角膜炎, 単純ヘルペス, 角膜炎

用法・用量
通常、適量を1日5回塗布する。なお、症状により適宜回数を減じる。

一般的名称: ;

効能・効果
単純ヘルペスウイルスに起因する角膜炎

関連する疾病:

ヘルペス角膜炎, 単純ヘルペス, 角膜炎

用法・用量
通常、適量を1日5回塗布する。なお、症状により適宜回数を減じる。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
[成人]

単純疱疹
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
帯状疱疹
[小児]

単純疱疹
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
帯状疱疹
水痘
性器ヘルペスの再発抑制

関連する疾病:

ヘルペスウイルス感染症, 再発性単純ヘルペス, ウイルス感染症, ウイルス性発疹, 単純ヘルペス, ウイルス血症, 性器ヘルペス, 帯状疱疹, 水疱症, 発疹, お血, 水痘

効能又は効果に関連する使用上の注意
1.
小児の性器ヘルペスの再発抑制においては、体重40kg以上に限り投与すること。
2.
成人における性器ヘルペスの再発抑制に対する適応はない。

関連する疾病:

性器ヘルペス

用法及び用量
[成人]

単純疱疹
通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回経口投与する。
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。
帯状疱疹
通常、成人には1回アシクロビルとして800mgを1日5回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
[小児]

単純疱疹
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
帯状疱疹
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は800mgとする。
水痘
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は800mgとする。
性器ヘルペスの再発抑制
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
腎障害のある患者又は腎機能の低下している患者、高齢者では、精神神経系の副作用があらわれやすいので、投与間隔を延長するなど注意すること。なお、本剤の投与間隔の目安は下記のとおりである(参考)。なお、腎障害を有する小児患者における本剤の投与量、投与間隔調節の目安は確立していない。(「慎重投与」、「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」、「過量投与」及び「薬物動態」の項参照)
クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):>25
単純疱疹の治療:1回200mgを1日5回

帯状疱疹の治療:1回800mgを1日5回

クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):10〜25
単純疱疹の治療:1回200mgを1日5回

帯状疱疹の治療:1回800mgを1日3回

クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):<10
単純疱疹の治療:1回200mgを1日2回

帯状疱疹の治療:1回800mgを1日2回

注)外国人における成績である。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
[成人]

単純疱疹
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
帯状疱疹
[小児]

単純疱疹
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
帯状疱疹
性器ヘルペスの再発抑制

関連する疾病:

ヘルペスウイルス感染症, 再発性単純ヘルペス, ウイルス感染症, ウイルス性発疹, 単純ヘルペス, ウイルス血症, 性器ヘルペス, 帯状疱疹, 発疹, お血

効能又は効果に関連する使用上の注意
1.
小児の性器ヘルペスの再発抑制においては、体重40kg以上に限り投与すること。
2.
成人における性器ヘルペスの再発抑制に対する適応はない。

関連する疾病:

性器ヘルペス

用法及び用量
[成人]

単純疱疹
通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回経口投与する。
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
通常、成人には1回アシクロビルとして200mgを1日5回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。
帯状疱疹
通常、成人には1回アシクロビルとして800mgを1日5回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
[小児]

単純疱疹
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
帯状疱疹
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は800mgとする。
性器ヘルペスの再発抑制
通常、小児には体重1kg当たり1回アシクロビルとして20mgを1日4回経口投与する。ただし、1回最高用量は200mgとする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
用法及び用量に関連する使用上の注意
腎障害のある患者又は腎機能の低下している患者、高齢者では、精神神経系の副作用があらわれやすいので、投与間隔を延長するなど注意すること。なお、本剤の投与間隔の目安は下記のとおりである(参考)。なお、腎障害を有する小児患者における本剤の投与量、投与間隔調節の目安は確立していない。(「慎重投与」、「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」、「過量投与」及び「薬物動態」の項参照)
クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):>25
単純疱疹の治療:1回200mgを1日5回

帯状疱疹の治療:1回800mgを1日5回

クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):10〜25
単純疱疹の治療:1回200mgを1日5回

帯状疱疹の治療:1回800mgを1日3回

クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):<10
単純疱疹の治療:1回200mgを1日2回

帯状疱疹の治療:1回800mgを1日2回

注) 外国人における成績である。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

効能又は効果
効能又は効果/用法及び用量
単純ヘルペスウイルス及び水痘帯状疱疹ウイルスに起因する下記感染症
免疫機能の低下した患者(悪性腫瘍・自己免疫疾患など)に発症した単純疱疹・水痘帯状疱疹
脳炎髄膜炎
新生児単純ヘルペスウイルス感染症

関連する疾病:

ヘルペスウイルス感染症, ウイルス感染症, 単純ヘルペス, 新生児感染症, 性機能低下, 帯状疱疹, 悪性腫瘍, 免疫疾患, 髄膜脳炎, 水疱症, 髄膜炎, 水痘, 帯下, 腫瘍, 発疹, 脳炎

用法及び用量
単純ヘルペスウイルス及び水痘・帯状疱疹ウイルスに起因する下記感染症

免疫機能の低下した患者(悪性腫瘍・自己免疫疾患など)に発症した単純疱疹・水痘・帯状疱疹
脳炎・髄膜炎
[成人]
通常、成人にはアシクロビルとして1回体重1kg当たり5mgを1日3回、8時間毎に1時間以上かけて、7日間点滴静注する。

なお、脳炎・髄膜炎においては、必要に応じて投与期間の延長もしくは増量ができる。ただし、上限は1回体重1kg当たり10mgまでとする。

[小児]
通常、小児にはアシクロビルとして1回体重1kg当たり5mgを1日3回、8時間毎に1時間以上かけて、7日間点滴静注する。

なお、必要に応じて増量できるが、上限は1回体重1kg当たり20mgまでとする。

さらに、脳炎・髄膜炎においては、投与期間の延長もできる。

新生児単純ヘルペスウイルス感染症
通常、新生児にはアシクロビルとして1回体重1kg当たり10mgを1日3回、8時間毎に1時間以上かけて、10日間点滴静注する。

なお、必要に応じて投与期間の延長もしくは増量ができる。ただし、上限は1回体重1kg当たり20mgまでとする。

〈注射液の調製法〉
1バイアル(アシクロビル250mgを含有)を日局注射用水又は日局生理食塩液10mLに溶解し、投与量に相当する量を1バイアル当たり100mL以上の補液で希釈する(用時調製)。
用法及び用量に関連する使用上の注意
腎障害のある患者又は腎機能の低下している患者、高齢者では、精神神経系の副作用があらわれやすいので、投与間隔を延長するか又は減量するなど注意すること。なお、本剤の投与間隔及び減量の標準的な目安は下表のとおりである(参考)(「慎重投与」、「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」、「過量投与」及び「薬物動態」の項参照)。
クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):>50
標準1回投与量に対応する百分率(%):100

投与間隔(時間):8

クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):25〜50
標準1回投与量に対応する百分率(%):100

投与間隔(時間):12

クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):10〜25
標準1回投与量に対応する百分率(%):100

投与間隔(時間):24

クレアチニンクリアランス(mL/min/1.73m):0〜10
標準1回投与量に対応する百分率(%):50

投与間隔(時間):24

注)外国人における成績である。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

効能又は効果
単純疱疹
用法及び用量
通常、適量を1日数回塗布する。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

効能又は効果
単純疱疹
用法及び用量
通常、適量を1日数回塗布する。

臨床成績

一般的名称: ;

臨床成績

国内延べ36施設において258例につき実施された臨床試験の結果

(1)
単純ヘルペス角膜炎に対する有効率は91.2%(227/249)、平均潰瘍消失日数は約5.7日であった。
(2)
単純ヘルペス角膜炎の初発例及び再発例に対する有効率は、それぞれ92.4%(97/105)及び92.5%(111/120)であった。

 

一般的名称: ;

臨床成績

国内延べ36施設において258例につき実施された臨床試験の結果

(1)
単純ヘルペス角膜炎に対する有効率は91.2%(227/249)、平均潰瘍消失日数は約5.7日であった。
(2)
単純ヘルペス角膜炎の初発例及び再発例に対する有効率は、それぞれ92.4%(97/105)及び92.5%(111/120)であった。

 

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

臨床成績
国内延べ173施設で実施された臨床試験の概要は次のとおりである。

(1) 単純疱疹

一般臨床試験において、カポジ水痘様発疹症をはじめ種々の単純疱疹に対し、有効率89.6%(613/684)を示した。またプラセボ対照二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められた。小児における投与量は、6歳未満の約半数で1回100mgであった。
(2) 骨髄移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
同種骨髄移植患者における二重盲検比較試験での、単純ヘルペスウイルス感染症の発症率は、本剤投与群 0%(0/28)、プラセボ投与群24.1%(7/29)と有意に抑制された。小児における投与量は、1回200mg、1日3〜5回であった。
(3) 帯状疱疹
一般臨床試験において、有効率93.2%(192/206)を示した。またプラセボ対照二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められた。
(4) 水痘
1ヵ月〜15歳の水痘患者に対する有効率は、91.1%(112/123)であった。また既存療法との比較試験によって本剤の有用性が認められた。なお、16歳以上の水痘に対する本剤の使用経験はない。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

臨床成績
国内延べ136施設で実施された臨床試験の概要は次のとおりである。

(1) 単純疱疹

一般臨床試験において、カポジ水痘様発疹症をはじめ種々の単純疱疹に対し、有効率89.2%(552/619)を示した。またプラセボ対照二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められた。
(2) 骨髄移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制
同種骨髄移植患者における二重盲検比較試験での、単純ヘルペスウイルス感染症の発症率は、本剤投与群0%(0/28)、プラセボ投与群24.1%(7/29)と有意に抑制された。
(3) 帯状疱疹
一般臨床試験において、有効率93.4%(142/152)を示した。またプラセボ対照二重盲検比較試験によって本剤の有用性が認められた。
(4) 小児
小児の単純疱疹の治療に対する有効率は0〜5歳:87.8%(43/49)、6〜15歳:84.4%(27/32)であった。投与量は6歳以上の大多数で1回200mg、6歳未満の約半数では1回100mgであった。また小児骨髄移植試験では、1回200mg、1日3〜5回投与において、単純ヘルペスウイルス感染症の発症は認められなかった(0/12)。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

臨床成績

1. 国内延べ150余施設において511例について実施された臨床試験の結果

(1)
免疫機能の低下した患者(悪性腫瘍・自己免疫疾患など)に発症した単純疱疹、水痘帯状疱疹に対する有効率は、それぞれ85.1%(40/47)、94.4%(68/72)、90.6%(144/159)であった。
(2)
単純ヘルペスウイルス及び水痘帯状疱疹ウイルスに起因する脳炎及び髄膜炎に対する有効率は、それぞれ68.4%(13/19)、90.0%(9/10)であった。

 

2. 小児等について実施された臨床試験の結果

(1) 小児
国内で実施された511例の内、小児での有効率は91.5%(183/200)であった。

その内訳は、1才未満86.7%(13/15)、1〜3才90.2%(37/41)、4〜6才89.3%(50/56)、7〜9才94.3%(33/35)、10〜12才96.9%(31/32)、13〜14才90.5%(19/21)で、副作用は3.2%(7/219)にみられた。

(2) 新生児

1) 国内
新生児患者10例(1日〜1ヵ月齢、体重1.6〜4.0kg)に対し、5mg/kg(7例)、10mg/kg(2例)、11mg/kg→5.5mg/kg(1例)、1日3回、3〜12日間の投与が行われた。

この内、単純ヘルペスウイルスに起因する全身感染症には4/5、重症の水痘には2/2が有効であった。

副作用は、全身感染症の1例に一過性のAST(GOT)、ALT(GPT)の上昇がみられた。

2) 外国(外国人における成績)
低出生体重児を含む9例の新生児患者(4日〜60日齢、体重0.88〜4.55kg)に対し、5〜15mg/kg、1日3回、5〜10日間投与された。

単純ヘルペスウイルスに起因する全身感染症においては3/4 が有効であった。

本剤に起因する副作用は認められなかった。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

臨床成績
国内延べ55施設において総計270例につき実施された臨床試験の結果

(1)

単純疱疹に対する有効率は85.7%(222/259)であった。また、プラセボを対照とした比較試験によって本剤の有用性が認められた。
(2)
小児37例における有効率は、97.3%であった。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

臨床成績
国内延べ55施設において総計270例につき実施された臨床試験の結果(ゾビラックス軟膏5%)

(1)

単純疱疹に対する有効率は85.7%(222/259)であった。また、プラセボを対照とした比較試験によって本剤の有用性が認められた。
(2)
小児37例における有効率は、97.3%であった。

副作用

一般的名称: ;

副作用
副作用等発現状況の概要
総症例1547例中、副作用が報告されたのは210例(13.57%)であり、主な副作用はびまん性表在性角膜炎等181例(11.70%)、結膜びらん10例(0.65%)であった。(再審査終了時)
その他の副作用
次のような症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
1. 眼
5%以上
びまん性表在性角膜炎
2. 眼
0.1%〜5%未満
結膜炎、角膜潰瘍、結膜びらん、眼瞼炎、一過性刺激
3. 皮膚
0.1%未満
接触皮膚炎
4. 過敏症
頻度不明
血管浮腫、蕁麻疹
注1)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。
注2)このような症状があらわれた場合には、必要最小限の使用にとどめるなど適切な処置を行うこと。

一般的名称: ;

副作用
副作用等発現状況の概要
総症例1547例中、副作用が報告されたのは210例(13.57%)であり、主な副作用はびまん性表在性角膜炎等181例(11.70%)、結膜びらん10例(0.65%)であった。(再審査終了時)
その他の副作用
次のような症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
1. 眼
5%以上
びまん性表在性角膜炎
2. 眼
0.1%〜5%未満
結膜炎、角膜潰瘍、結膜びらん、眼瞼炎、一過性刺激
3. 皮膚
0.1%未満
接触皮膚炎
4. 過敏症
頻度不明
血管浮腫、蕁麻疹
注1)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。
注2)このような症状があらわれた場合には、必要最小限の使用にとどめるなど適切な処置を行うこと。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

副作用
副作用等発現状況の概要
単純疱疹を対象とした臨床試験及び使用成績調査において、総症例9795例中、110例(1.12%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告されている。その主なものは、腹痛22例(0.22%)、下痢14例(0.14%)、高トリグリセライド血症9例(0.09%)、ALT(GPT)上昇9例(0.09%)、AST(GOT)上昇7例(0.07%)であった。また、使用成績調査において、骨髄移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制に対する使用例が179例(骨髄移植施行後35日以内の投与例は117例、36日以上の投与例は62例)集積されたが、副作用はみられなかった(再審査終了時)。

帯状疱疹を対象とした臨床試験及び使用成績調査において、総症例3856例中、228例(5.91%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告されている。その主なものは、高トリグリセライド血症47例(1.22%)、ALT(GPT)上昇36例(0.93%)、BUN上昇33例(0.86%)、貧血25例(0.65%)、白血球減少18例(0.47%)であった(再審査終了時)。

水痘を対象とした臨床試験及び使用成績調査において、総症例5130例中、54例(1.05%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告されている。その主なものは、下痢19例(0.37%)、ALT(GPT)上昇6例(0.12%)、AST(GOT)上昇6例(0.12%)、好酸球増多5例(0.10%)、嘔吐4例(0.08%)、LDH上昇4例(0.08%)であった(再審査終了時)。

重大な副作用

次のような症状がまれにあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。1.
アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管浮腫等)(いずれも頻度不明) 2.
汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群(DIC)、血小板減少性紫斑病(いずれも頻度不明) 3.
急性腎不全(頻度不明) 4.
精神神経症状意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等(頻度不明)5.
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明) 6.
呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明) 7.
間質性肺炎(頻度不明) 8.
肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明) 9.
急性膵炎(頻度不明)

その他の副作用
次のような症状があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
1.
過敏症
0.1%未満
発熱、発疹、水疱、紅斑、蕁麻疹、
そう痒
2.
過敏症
頻度不明
固定薬疹、光線過敏症
3.
血液
0.1%〜5%未満
貧血、白血球増多、好酸球増多
4.
血液
0.1%未満
リンパ球増多、血小板増多、顆粒球減少、血小板減少、好塩基球増多、リンパ球減少
5.
血液
頻度不明
出血、紫斑
6.
肝臓
0.1%〜5%未満
肝腫大、肝機能検査値異常(AST(GOT)、ALT(GPT)等の上昇)
7. *
腎臓・泌尿器
0.1%〜5%未満
BUN上昇
8. *
腎臓・泌尿器
0.1%未満
血清クレアチニン値上昇、血尿、尿円柱、蛋白尿、膿尿、排尿困難
9. *
腎臓・泌尿器
頻度不明
乏尿、結晶尿、尿閉
10.
消化器
0.1%〜5%未満
下痢、軟便、嘔気、嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感
11.
消化器
0.1%未満
消化不良、食欲不振、舌炎
12.
消化器
頻度不明
胃炎、口渇、便秘、鼓腸放屁
13.
精神神経系
0.1%未満
振戦、めまい、感情鈍麻、傾眠、眠気
14.
精神神経系
頻度不明
意識障害、見当識障害、情動失禁、うつ状態、そう状態、集中力障害、徘徊、離人症、興奮、健忘、多弁、不眠、不安、言語障害、独語、異常感覚、運動失調、歩行異常、不随意運動、れん縮、しびれ感、眼振等
15.
循環器
0.1%未満
動悸
16.
循環器
頻度不明
頻脈、不整脈、胸痛、血圧上昇、血圧低下
17.
筋骨格
頻度不明
関節痛、筋肉痛
18.
全身症状
0.1%〜5%未満
頭痛
19.
全身症状
0.1%未満
悪寒、発熱、全身倦怠感
20.
全身症状
頻度不明
失神、蒼白、ほてり、浮腫、脱力感、筋力低下
21.
その他
0.1%〜5%未満
血清トリグリセライド値上昇、尿糖
22.
その他
0.1%未満
咽頭炎、血清アルブミン低下、血清カリウム値上昇、AG比低下、血清コレステロール値上昇
23.
その他
頻度不明
肺炎、呼吸困難、喘鳴、胸水、疼痛、難聴、結膜炎、視力異常、味覚障害、脱毛、発汗、低ナトリウム血症、血清蛋白低下
注1)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。
注2)このような場合には投与を中止すること。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

副作用
副作用等発現状況の概要
単純疱疹を対象とした臨床試験及び使用成績調査において、総症例9795例中、110例(1.12%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告されている。その主なものは、腹痛22例(0.22%)、下痢14例(0.14%)、高トリグリセライド血症9例(0.09%)、ALT(GPT)上昇9例(0.09%)、AST(GOT)上昇7例(0.07%)であった。また、使用成績調査において、骨髄移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制に対する使用例が179例(骨髄移植施行後35日以内の投与例は117例、36日以上の投与例は62例)集積されたが、副作用はみられなかった(再審査終了時)。

帯状疱疹を対象とした臨床試験及び使用成績調査において、総症例3856例中、228例(5.91%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告されている。その主なものは、高トリグリセライド血症47例(1.22%)、ALT(GPT)上昇36例(0.93%)、BUN上昇33例(0.86%)、貧血25例(0.65%)、白血球減少18例(0.47%)であった(再審査終了時)。

重大な副作用

次のような症状がまれにあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。1.
アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難、血管浮腫等)(いずれも頻度不明) 2.
汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群(DIC)、血小板減少性紫斑病(いずれも頻度不明) 3.
急性腎不全(頻度不明) 4.
精神神経症状意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等(頻度不明)5.
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明) 6.
呼吸抑制、無呼吸(いずれも頻度不明) 7.
間質性肺炎(頻度不明) 8.
肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明) 9.
急性膵炎(頻度不明)

その他の副作用
次のような症状があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
1.
過敏症
0.1%未満
発熱、発疹、水疱、紅斑、蕁麻疹、
そう痒
2.
過敏症
頻度不明
固定薬疹、光線過敏症
3.
血液
0.1%〜5%未満
貧血、顆粒球減少、白血球増多、好酸球増多
4.
血液
0.1%未満
リンパ球増多、血小板増多
5.
血液
頻度不明
出血、紫斑、血小板減少、好塩基球増多、リンパ球減少
6.
肝臓
0.1%〜5%未満
肝腫大、肝機能検査値異常(AST(GOT)、ALT(GPT)等の上昇)
7.
腎臓・泌尿器
0.1%〜5%未満
BUN上昇
8.
腎臓・泌尿器
0.1%未満
血清クレアチニン値上昇、血尿、尿円柱、蛋白尿、膿尿、排尿困難
9.
腎臓・泌尿器
頻度不明
乏尿、結晶尿、尿閉
10.
消化器
0.1%〜5%未満
下痢、軟便、嘔気、嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感
11.
消化器
0.1%未満
消化不良、食欲不振
12.
消化器
頻度不明
胃炎、舌炎、口渇、便秘、鼓腸放屁
13.
精神神経系
0.1%〜5%未満
傾眠、眠気
14.
精神神経系
0.1%未満
振戦、めまい、感情鈍麻
15.
精神神経系
頻度不明
意識障害、見当識障害、情動失禁、うつ状態、そう状態、集中力障害、徘徊、離人症、興奮、健忘、多弁、不眠、不安、言語障害、独語、異常感覚、運動失調、歩行異常、不随意運動、れん縮、しびれ感、眼振等
16.
循環器
0.1%未満
動悸
17.
循環器
頻度不明
頻脈、不整脈、胸痛、血圧上昇、血圧低下
18.
筋骨格
頻度不明
関節痛、筋肉痛
19.
全身症状
0.1%〜5%未満
頭痛
20.
全身症状
0.1%未満
悪寒、発熱、全身倦怠感
21.
全身症状
頻度不明
失神、蒼白、ほてり、浮腫、脱力感、筋力低下
22.
その他
0.1%〜5%未満
血清トリグリセライド値上昇、AG比低下、血清コレステロール値上昇、尿糖
23.
その他
0.1%未満
血清アルブミン低下、血清カリウム値上昇
24.
その他
頻度不明
肺炎、咽頭炎、呼吸困難、喘鳴、胸水、疼痛、難聴、結膜炎、視力異常、味覚障害、脱毛、発汗、低ナトリウム血症、血清蛋白低下
注1) 自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。
注2) このような場合には投与を中止すること。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

副作用
副作用等発現状況の概要
総症例4951例中、228例(4.60%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告されている。その主なものは、ALT(GPT)上昇51例(1.03%)、AST(GOT)上昇41例(0.82%)、嘔気22例(0.44%)、嘔吐15例(0.30%)であった(再審査終了時)。
重大な副作用

次のような症状がまれにあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。1.
アナフィラキシーショック、アナフィラキシー(呼吸困難(0.06%)
、血管浮腫等)2.
汎血球減少(頻度不明)
、無顆粒球症(頻度不明)
、血小板減少(頻度不明)
、播種性血管内凝固症候群(DIC)(0.02%)
、血小板減少性紫斑病(頻度不明)3.
急性腎不全(頻度不明) 4.
精神神経症状意識障害(昏睡)、せん妄、妄想、幻覚、錯乱、痙攣、てんかん発作、麻痺、脳症等(0.2%)5.
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明) 6.
呼吸抑制(頻度不明)
、無呼吸(0.02%)7.
間質性肺炎(頻度不明) 8.
肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明) 9.
急性膵炎(頻度不明)

その他の副作用
次のような症状があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
1.
過敏症
0.1%〜5%未満
発熱、発疹、紅斑、蕁麻疹
2.
過敏症
0.1%未満
そう痒
3.
過敏症
頻度不明
水疱、固定薬疹、光線過敏症
4.
血液
0.1%〜5%未満
貧血
5.
血液
0.1%未満
紫斑、血小板減少、顆粒球減少、好酸球増多、リンパ球増多
6.
血液
頻度不明
出血、白血球増多、好塩基球増多、リンパ球減少、血小板増多
7.
肝臓
0.1%〜5%未満
肝機能検査値異常(AST(GOT)、ALT(GPT)等の上昇)
8.
肝臓
頻度不明
肝腫大
9. *
腎臓・泌尿器
0.1%〜5%未満
BUN上昇、血清クレアチニン値上昇
10. *
腎臓・泌尿器
0.1%未満
蛋白尿、血尿、尿円柱
11. *
腎臓・泌尿器
頻度不明
乏尿、膿尿、結晶尿、尿閉、排尿困難
12.
消化器
0.1%〜5%未満
嘔気、嘔吐、腹痛、胃痛、心窩部痛、胃不快感
13.
消化器
0.1%未満
下痢、軟便、食欲不振
14.
消化器
頻度不明
胃炎、消化不良、舌炎、口渇、便秘、鼓腸放屁
15.
精神神経系
0.1%未満
意識障害、傾眠、見当識障害、情動失禁、そう状態、多弁、不安、れん縮、しびれ感、振戦、めまい、眠気
16.
精神神経系
頻度不明
感情鈍麻、うつ状態、集中力障害、徘徊、離人症、興奮、健忘、不眠、言語障害、独語、異常感覚、運動失調、歩行異常、不随意運動、眼振等
17.
循環器
0.1%〜5%未満
胸痛
18.
循環器
0.1%未満
頻脈、動悸、血圧上昇
19.
循環器
頻度不明
不整脈、血圧低下
20.
筋骨格
頻度不明
関節痛、筋肉痛
21.
全身症状
0.1%〜5%未満
全身
倦怠感、発熱、頭痛
22.
全身症状
0.1%未満
蒼白、ほてり、悪寒
23.
全身症状
頻度不明
失神、浮腫、脱力感、筋力低下
24.
適用部位
0.1%未満
注射部壊死
25.
適用部位
頻度不明
注射部炎症
26.
その他
0.1%未満
呼吸困難、血清トリグリセライド値上昇、血清コレステロール値上昇、血清蛋白低下、尿糖
27.
その他
頻度不明
肺炎、咽頭炎、喘鳴、胸水、疼痛、難聴、結膜炎、視力異常、味覚障害、脱毛、発汗、低ナトリウム血症、血清アルブミン低下、AG比低下、血清カリウム値上昇
注1)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。
注2)このような場合には投与を中止すること。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

副作用
副作用等発現状況の概要
承認時までの調査症例301例中12例(3.99%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告された。その主なものは刺激感4例(1.33%)、及び
そう痒2例(0.66%)であった。(承認時)
使用成績調査3816例中、24例(0.63%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告された。その主なものは、接触皮膚炎6例(0.16%)、紅斑性発疹4例(0.10%)、
そう痒4例(0.10%)であった。(再審査終了時)
その他の副作用
次のような症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
1.
皮膚
0.1%〜1%未満
投与部位の刺激感、接触皮膚炎、
そう痒、紅斑性発疹
2.
皮膚
0.1%未満
投与部位の疼痛、皮膚乾燥
3.
皮膚
頻度不明
灼熱感、皮膚薄片剥離
4.
過敏症
頻度不明
血管浮腫、蕁麻疹
注)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

副作用
副作用等発現状況の概要
承認時までの調査症例301例中12例(3.99%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告された。その主なものは刺激感4例(1.33%)、及び
そう痒2例(0.66%)であった。(ゾビラックス軟膏5%承認時)
使用成績調査3816例中、24例(0.63%)に臨床検査値の変動を含む副作用が報告された。その主なものは、接触皮膚炎6例(0.16%)、紅斑性発疹4例(0.10%)、
そう痒4例(0.10%)であった。(ゾビラックス軟膏5%再審査終了時)
その他の副作用
次のような症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、使用を中止するなど適切な処置を行うこと。
1.
皮膚
0.1%〜1%未満
投与部位の刺激感、接触皮膚炎、
そう痒、紅斑性発疹
2.
皮膚
0.1%未満
投与部位の疼痛、皮膚乾燥
3.
皮膚
頻度不明
灼熱感、皮膚薄片剥離
4.
過敏症
頻度不明
血管浮腫、蕁麻疹
注)自発報告又は海外のみで認められている副作用については頻度不明とした。

注意事項

一般的名称: ;

使用期限等
貯法
高温を避け、室温保存
使用期限
外箱及びチューブに表示(3年)
重要な基本的注意
本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。また、投与を継続する場合は副作用の発現に十分注意し、長期投与はできるだけ避けること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(ラット)の妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎児に頭部及び尾の異常が認められたと報告されている
。]
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
適用上の注意
1. 投与経路:眼科用のみに使用すること。
2. 投与時:使用中はコンタクトレンズの着用を避けるように指導すること。[本剤がコンタクトレンズに付着する可能性がある。]

一般的名称: ;

使用期限等
貯法
高温を避け、室温保存
使用期限
包装に表示
重要な基本的注意
本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。また、投与を継続する場合は副作用の発現に十分注意し、長期投与はできるだけ避けること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(ラット)の妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎児に頭部及び尾の異常が認められたと報告されている
。]
小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
適用上の注意
1. 投与経路:眼科用のみに使用すること。
2. 投与時:使用中はコンタクトレンズの着用を避けるように指導すること。[本剤がコンタクトレンズに付着する可能性がある。]

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
包装に表示
慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)

1.
腎障害のある患者[精神神経症状等があらわれやすい。(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「薬物動態」の項参照)]
2.
肝障害のある患者[肝障害が増悪するおそれがある。]
3.
高齢者[精神神経症状等があらわれやすい。(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」及び「薬物動態」の項参照)]
4.
小児[「小児等への投与」の項参照]
重要な基本的注意
1.
本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい。なお、原則として帯状疱疹の治療においては皮疹出現後5日以内に、また、水痘の治療においては皮疹出現後3日以内に投与を開始すること。
2.
単純疱疹の治療においては本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。ただし、初発型性器ヘルペスは重症化する場合があるため、本剤を10日間まで使用可能とする。
3.
水痘の治療においては本剤を5日間使用し、また、帯状疱疹の治療においては本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
4.
本剤は、主として免疫機能の低下を伴わない患者に適応される。悪性腫瘍、自己免疫疾患などの免疫機能の低下した患者には、アシクロビル注射剤の点滴静脈内投与等を考慮すること。
5.
本剤による性器ヘルペスの再発抑制療法は、性器ヘルペスの発症を繰り返す患者(免疫正常患者においては、おおむね年6回以上の頻度で再発する者)に対して行うこと。また、本剤を1年間投与後、投与継続の必要性について検討することが推奨される。
6.
*本剤の曝露量が増加した場合には、精神神経症状や腎機能障害が発現する危険性が高い。腎障害のある患者又は腎機能が低下している患者、高齢者においては、本剤の投与間隔を調節し、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。なお、一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。(「用法・用量に関連する使用上の注意」及び「過量投与」の項参照)
7.
腎障害のある患者又は腎機能が低下している患者、高齢者等の脱水症状をおこしやすいと考えられる患者では、本剤の投与中は適切な水分補給を行うこと(「高齢者への投与」の項参照)。
8.
意識障害等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。なお、腎機能障害患者では、特に意識障害等があらわれやすいので、患者の状態によっては従事させないよう注意すること(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)。
高齢者への投与
本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続するおそれがあるので、投与間隔を調節し、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「薬物動態」の項参照)。また、本剤の投与中は適切な水分補給を行うこと。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(ラット)の妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎児に頭部及び尾の異常が認められたと報告されている。]
2.
授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。[ヒト母乳中への移行が報告されている(「薬物動態」の項参照)。]
小児等への投与
低出生体重児及び新生児に対する安全性は確立していない(使用経験が少ない)。
その他の注意
骨髄小核試験において、高用量(マウス腹腔内投与、180mg/kg以上)で染色体異常の誘発性を疑わせる所見が得られている。[Ames試験、マウス優性致死試験等では陰性であったが、マウスに 180, 360, 720mg/kgを腹腔内1回投与した骨髄小核試験では、小核出現頻度に用量相関性の有意な増加が認められた。]

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
包装に表示
貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
包装に表示
慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)

1.
腎障害のある患者[精神神経症状等があらわれやすい。(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「薬物動態」の項参照)]
2.
肝障害のある患者[肝障害が増悪するおそれがある。]
3.
高齢者[精神神経症状等があらわれやすい。(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」及び「薬物動態」の項参照)]
4.
小児[「小児等への投与」の項参照]
重要な基本的注意
1.
本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい。なお、帯状疱疹の治療においては原則として皮疹出現後5日以内に投与を開始すること。
2.
単純疱疹の治療においては本剤を5日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。ただし、初発型性器ヘルペスは重症化する場合があるため、本剤を10日間まで使用可能とする。
3.
帯状疱疹の治療においては本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
4.
本剤は、主として免疫機能の低下を伴わない患者に適応される。悪性腫瘍、自己免疫疾患などの免疫機能の低下した患者には、アシクロビル注射剤の点滴静脈内投与等を考慮すること。
5.
本剤による性器ヘルペスの再発抑制療法は、性器ヘルペスの発症を繰り返す患者(免疫正常患者においては、おおむね年6回以上の頻度で再発する者)に対して行うこと。また、本剤を1年間投与後、投与継続の必要性について検討することが推奨される。
6.
本剤の曝露量が増加した場合には、精神神経症状や腎機能障害が発現する危険性が高い。腎障害のある患者又は腎機能が低下している患者、高齢者においては、本剤の投与間隔を調節し、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。なお、一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。(「用法・用量に関連する使用上の注意」及び「過量投与」の項参照)
7.
腎障害のある患者又は腎機能が低下している患者、高齢者等の脱水症状をおこしやすいと考えられる患者では、本剤の投与中は適切な水分補給を行うこと(「高齢者への投与」の項参照)。
8.
意識障害等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。なお、腎機能障害患者では、特に意識障害等があらわれやすいので、患者の状態によっては従事させないよう注意すること(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)。
高齢者への投与
本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続するおそれがあるので、投与間隔を調節し、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「薬物動態」の項参照)。また、本剤の投与中は適切な水分補給を行うこと。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

[動物実験(ラット)の妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎児に頭部及び尾の異常が認められたと報告されている。]

2.
授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。

[ヒト母乳中への移行が報告されている(「薬物動態」の項参照)。]

小児等への投与
低出生体重児及び新生児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
適用上の注意
薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)
その他の注意
骨髄小核試験において、高用量(マウス腹腔内投与、180mg/kg以上)で染色体異常の誘発性を疑わせる所見が得られている。

[Ames試験、マウス優性致死試験等では陰性であったが、マウスに180,360,720mg/kgを腹腔内1回投与した骨髄小核試験では、小核出現頻度に用量相関性の有意な増加が認められた。]

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

貯法・使用期限等
貯法
室温保存
使用期限
包装に表示
慎重投与

(次の患者には慎重に投与すること)

1.
腎障害のある患者[精神神経症状等があらわれやすい。(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「薬物動態」の項参照)]
2.
肝障害のある患者[肝障害が増悪するおそれがある。]
3.
高齢者[精神神経症状等があらわれやすい。(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」、「高齢者への投与」及び「薬物動態」の項参照)]
重要な基本的注意
1.
点滴静注によってのみ投与すること。
2.
本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい。
3.
*本剤の曝露量が増加した場合には、精神神経症状や腎機能障害が発現する危険性が高い。腎障害のある患者又は腎機能が低下している患者、高齢者においては、本剤の投与間隔及び投与量を調節し、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。なお、一般に精神神経症状は本剤の投与中止により回復する。(「用法・用量に関連する使用上の注意」及び「過量投与」の項参照)
4.
腎障害のある患者又は腎機能が低下している患者、高齢者等の脱水症状をおこしやすいと考えられる患者では、本剤の投与中は適切な水分補給を行うこと(「高齢者への投与」の項参照)。
5.
意識障害等があらわれることがあるので、自動車の運転等、危険を伴う機械の操作に従事する際には注意するよう患者に十分に説明すること。なお、腎機能障害患者では、特に意識障害等があらわれやすいので、患者の状態によっては従事させないよう注意すること(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)。
高齢者への投与
本剤は、主として腎臓から排泄されるが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため高い血中濃度が持続するおそれがあるので、投与間隔又は投与量を調節し、患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること(「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」及び「薬物動態」の項参照)。また、本剤の投与中は適切な水分補給を行うこと。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(ラット)の妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎児に頭部及び尾の異常が認められたと報告されている。]
2.
授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。[ヒト母乳中への移行が報告されている(「薬物動態」の項参照)。]
適用上の注意
1.
投与時
点滴静注に際し、ときに投与部位の血管痛を訴えたり、血管の脆弱化(血管外へ漏れやすくなる)があらわれることがあるので、薬液が血管外へ漏れないように慎重に投与すること。
2.
調製方法
溶液の調製後は速やかに使用し、使用残りの溶液は廃棄すること。なお、補液で希釈する際、補液によっては白濁あるいは結晶が析出する場合があるのでそのような場合には使用しないこと。希釈溶液を含め、調製溶液の冷却は結晶の析出をまねきやすいので冷却しないこと。
3.
調製時
本剤はアルカリ性を呈し、pH等の変化により配合変化が起こりやすいので、他剤との混注は可能な限り避けること。
その他の注意
1.
骨髄小核試験において、高用量(マウス腹腔内投与、180mg/kg以上)で染色体異常の誘発性を疑わせる所見が得られている。

[Ames試験、マウス優性致死試験等では陰性であったが、マウスに180,360,720mg/kgを腹腔内1回投与した骨髄小核試験では、小核出現頻度に用量相関性の有意な増加が認められた。]

2.
高度の肥満を有する女性7例(標準体重の203±20.6%)に5mg/kgを投与したところ標準体重の女性5例(標準体重の96.3±15.4%)に比しアシクロビル血中濃度(Cmax及び投与後12時間値)が約2倍となったが、体重あたりのアシクロビルの全身クリアランス及び分布容積をそれぞれ標準体重で補正した値は両者間に差がなかった。このような高度の肥満患者に本剤を投与する場合には、標準体重に基づいた用量で投与すべきとの報告がある。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

貯法・使用期限等
貯法
室温保存(30℃以下)
使用期限
包装に表示
重要な基本的注意
1.
本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい。
2.
本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(ラット)の妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎児に頭部及び尾の異常が認められたと報告されている。]
小児等への投与
低出生体重児及び新生児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
適用上の注意
投与経路
眼科用として角膜、結膜に使用しないこと。

一般的名称: アシクロビル Aciclovir;

貯法・使用期限等
貯法
室温保存(30℃以下)。ただし、冷所保存(15℃以下)しないこと。
使用期限
包装に表示
注意
「取扱い上の注意」の項参照
重要な基本的注意
1.
本剤の投与は、発病初期に近いほど効果が期待できるので、早期に投与を開始することが望ましい。
2.
本剤を7日間使用し、改善の兆しが見られないか、あるいは悪化する場合には、他の治療に切り替えること。
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(ラット)の妊娠10日目に、母動物に腎障害のあらわれる大量(200mg/kg/day以上)を皮下投与した実験では、胎児に頭部及び尾の異常が認められたと報告されている。]
小児等への投与
低出生体重児及び新生児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。
適用上の注意
1. 投与経路
眼科用として角膜、結膜に使用しないこと。
2.
治療終了後の未使用分は廃棄させること。
3.
本剤の基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化させ、破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせること。

相互作用

相互作用
併用注意

(併用に注意すること)

1.
薬剤名等 *プロベネシド
臨床症状・措置方法
本剤の排泄が抑制され、本剤の平均血漿中半減期が18%延長し、平均血漿中濃度曲線下面積が40%増加するとの報告がある。
機序・危険因子
プロベネシドは尿細管分泌に関わるOAT1及びMATE1を阻害するため、本剤の腎排泄が抑制されると考えられる(「薬物動態」の項参照)。
2.
薬剤名等 *シメチジン
臨床症状・措置方法
アシクロビルの排泄が抑制され、アシクロビルの平均血漿中濃度曲線下面積が27%増加するとの報告がある(バラシクロビル塩酸塩でのデータ)。
機序・危険因子
シメチジンは尿細管分泌に関わるOAT1、MATE1及びMATE2-Kを阻害するため、アシクロビルの腎排泄が抑制されると考えられる(「薬物動態」の項参照)。
3.
薬剤名等 *ミコフェノール酸 モフェチル
臨床症状・措置方法
本剤及びミコフェノール酸 モフェチル代謝物の排泄が抑制され、両方の平均血漿中濃度曲線下面積が増加するとの報告がある。
機序・危険因子
本剤とミコフェノール酸 モフェチル代謝物が尿細管分泌で競合すると考えられる。
4.
薬剤名等 *テオフィリン
臨床症状・措置方法
本剤との併用によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。
機序・危険因子
機序は不明であるが、本剤がテオフィリンの代謝を阻害するためテオフィリンの血中濃度が上昇することが考えられる。
注)特に腎機能低下の可能性がある患者(高齢者等)には慎重に投与すること。